mynextlifeのブログ

まだ小さい子供二人を育てながらFIREを目指しています。

実例:コモディティと株・国債との見事な逆相関

昨日はS&P500が3%弱下落しました。STRIPS債も高配当バリュー株も下落しましたが、エクソン・モービルコモディティインデックスのGSG、ゴールドは上昇。力強いですね。ロシアからの天然ガスの不買が国際的に広がり、原油価格の上昇が見込まれているからでしょう。

GSGなどはずっと持ってますが、下がり続けて一時期は9ドル位まで下げて塩漬けかと思っていましたが、まさか25ドルを超える時が来るとは思っていませんでした。(私の経験の浅さですね)

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ポートフォリオは日々違った動きを見せるので、見てて飽きないですね。本当は放ったらかしにする方がいいのでしょうが。

国際機関への寄付は援助貴族を太らせる

戦争に乗じてユニセフが寄付活動を活発化させてますね。

www.unicef.or.jp

寄付したお金の大部分はユニセフの運営そのものに使われてしまい、実際の援助先に届く割合は寄付総額の数%だそうですね。随分前に「援助貴族は貧困に巣食う」という本の原書を読み愕然とした事があります。非効率を超えて、モラルの崩壊状態ですね。こういう寄付を基に活動する非営利団体はコスト削減などをする必要は無いですし、株主も居ないですから、やりたい放題のようです。

国際機関の人達の外交官のような特権待遇、ファーストクラスでの出張、高級ホテルのスイート滞在・・・。寄付はそういった浪費・贅沢・特権をサポートする行為だと私は個人的に思っています。

 

シンガポールの子育て休暇

シンガポールでは国の方針で7歳未満の子供の居る被雇用者に年間6日のChildcare Leaveを付与しています。国はシンガポール国民のみとしていますが、外国人の多い外資系企業では外国人にもシンガポール人と同じ条件で6日付与しています。Childcare Leaveは100%有給です。主に子供が病気で病院に連れて行く、家で看病する、といった時に仕事を休むことを意図していますが、毎年6日きっちり消化していました。

私が勤めていた銀行では年間有給休暇が25日、Childcare Leaveが6日、病休が30日有給で付与されていました。病休は年に2〜3日しか使わなかったのですが、休暇の日数は多かったかなと思います。特に転職して初年度から有給25日もらえましたからね。

こどもが7歳になると当然Childcare Leaveは無くなります。6年おきに子供を作りましょう(笑)。

ちなみに産休はシンガポールは4ヶ月です(外国人は最低2ヶ月)。日本は最大18ヶ月ですし、費用も自治体が補助してくれますし、産休は日本の方が恵まれていますね。

病休の扱いの違い

病休は日本方式だと給料から控除されてしまうので、風邪や体調不良などで休む時などは有給休暇を使って休むのが日本では一般的だと思います。外資系でも日本的なところではそうしていますね。有給休暇を体調不良のために取っておくということを普通にしていました。

これが日本的でない外資系では「病休」も100%有給で給料からも控除されません。東京オフィスでもシンガポールでも同様です。こういった有給の病休が外資系の銀行だと年間30日付与されているので、有給休暇は純粋に休暇を楽しみ、リフレッシュするために使うことが出来ました。私は年間2〜3日しか病休を使わなかったですが、この制度を逆手に取って体調不良で休みまくる輩もいました。そういう人は評価でも不利ですし、周囲からも信用されないですし、クビになりやすいと思います。(実際に私はクビにしてました)

在宅が増えて諸用で有給休暇を使わなくても良くなりましたが、日本的な外資系でも病休が有給になればいいな、と思いますね。

ロシア・ウクライナ戦争中のオール・シーズンズ・ポートフォリオ(独自改)のパフォーマンス

IB証券で運用している資産はレイ・ダリオ氏がトニー・ロビンス氏の著作の中で請われて提唱した個人投資家向けの「オール・シーズンズ・ポートフォリオ」に独自のアレンジを加えたアセットアロケーションで運用しています。22年に入ってからS&P500のパフォーマンスが低下していますので、S&P500と比較して私のポートフォリオがどのような振る舞いをしているかをみてみたいと思います。下のグラフの青線がS&P500で緑線がポートフォリオです。今年の1月まではS&P500にとほとんど同期のとれた値動きをしていましたが、22年1月に入ってからは乖離し始め、2月は10%以上リターンに差が出ています。

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なぜ22年1〜2月のS&P500リターン低下を緩衝出来たかというと、大きく値を下げたテック企業(GAFA等)の影響を減らすため、金利が大幅に下がった米国債の大部分を高配当連続増配銘柄に置き換えた事コモディティが急上昇し、ゴールドも若干の上昇があることでテック企業の値動きに大きく左右されるようになったS&P500の値下がりを緩衝しました。コモディティは買ってからずっと低迷していたので保持し続ける事を疑問視していましたが、感情を捨ててリバランスで買い増したりしてポートフォリオを維持して結果的には良かったです。感情は投資の敵ですね、やはり。

実際に昨日の値動きを見てみると、VOOは下げていますが、STRIPS債、GLD、GSGは上げています。高配当連続増配銘柄は上げと下げが小幅な値動きで混ざっていますが、エクソン・モービルが今は圧倒的に上げています。GAFAの下げ幅に比べると安定した動きです。下げ相場が来るとポートフォリオのパフォーマンスのストレステストが出来るので、振る舞いを観察して楽しんでいますが、今回も中々良い打たれ強さなので満足しています。今年は米長期金利が段階的に利上げされることが予想されていますから、STRIPS債の値段の伸びは鈍化し、VOOが下げることが予想されますが、高配当連続増配銘柄が緩衝材になってくれるかどうかに今後注目しています。

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以下、IB証券での私のポートフォリオに関する記事です。

mynextlife.hatenablog.com

mynextlife.hatenablog.com

国外財産調書の提出方法

海外に財産(土地、建物、山林、現金、預貯金、有価証券、美術工芸品、貸付金、貴金属等々)を五千万円以上保有している場合は「国外財産調書」と「国外財産調書合計表」を所轄の税務署に提出する義務があるそうです。残念ながら今は電子送信出来ません。

私は直接税務署に赴いて窓口で提出してきましたが、窓口で伺ったところ、郵送でも可能だそうです。(原本だけでなく控えも押印されるので、控えも持っていく必要があります)郵送の場合、切手を貼った返信用封筒と原本と控え両方を同封して送らなければならないそうです。

参考まで。

戦闘激化も米国株反発

ウクライナでの戦闘は激化し、死傷者も増えているようですが市場は私の予想に反して反発し、VOOは$400台に戻して終わりました。ロシアも交渉の余地を言及していますので落とし所を探る段階に入ったと判断されてここから急回復してしまったら個人的には拍子抜けですね。最高値の30%くらいは下がると思っていたのですが。。。

3月はFRBの利上げ、その後金融引締もありそうですから単調増加というわけにはいかないでしょうけど。