US$1が１６０円に一時届きました。S$1も116円になりました。私はシンガポールに移住した頃は円高が続いていて外資が次々に仕事を高い東京から安い香港・シンガポールに拠点を移していたので、今思えば隔世の感があります。このような円安の時代が来るとは全く想定していませんでした。ネットの記事では金利差を円安の原因に挙げるのが定番ですが、下の記事のように金利差だけでは説明が尽きません。金利差は１５年前もありましたから。
我が家は資産の９割が米ドルとシンガポールドルなので円安で円換算評価額は爆上げですが、ここまで来ると外貨換算では特別増えた訳ではないので、冷静にならないといけないと思います。日本人全体が世界と相対的に貧しくなっていっていることには変わりはありません。人口減少にも歯止めが掛からないですし、いずれどこかの国に併合されるんではないかと思います。
尚、リタイアの資産計画は今でもUS$1が１１０円に揺り戻すことを想定して計画を立てています。３０年後に何が起きるかはわかりませんからね。
