mynextlifeのブログ

まだ小さい子供二人を育てながらFIREを目指しています。

日本の凋落

日本の凋落はシンガポールに住んでいた頃から給与水準や就職機会の多寡、物価等から感じていたので、ネットニュースで同様の記事が出る前から分かっていました。一時帰国する度に「安い、安い」と言っていたので、両親を始めまだ日本が凋落している認識の無い日本在住の人達の顰蹙を買っていました。ここ最近今後の未来を象徴するようなニュースをいくつか目にしましたので、まとめてみたいと思います。

  1. 佐々木麟太郎氏の米スタンフォード大学進学、フルスカラシップで。
  2. 大谷✗ECC「SHOW YOUR DREAMS」アメリカ留学招待
  3. ロート製薬『妊活白書2023』

「子どもが欲しいかどうか」という質問に対し、「現在子どもを欲しいと思っていないし、将来も欲しいとは思わない」と回答した若年未婚男女は、全体の55.2%。男女別に見ると、男性では59.0%、女性では51.1%となり、男女ともに半数を超えました。

1&2は野球界起点ですが、内向きとの声もある日本の若い人達に海外に出るインスピレーションを与えるきっかけになるのでは無いでしょうか。特にスタンフォード大学は私もコンピュータ・サイエンスの修士課程に願書を出して不合格でした。超一流なので私も行きたかったですよ。これまで学科試験だけで国内の中学〜大学の序列しか見えてない井の中の蛙の一部も大海を知るきっかけになると思います。特に最優秀層はトップに行く願望が強いですから、今後は海外の一流大学に学部から進学する方が東大・京大に進学するよりも志望度が高くなる日が来るかもしれません。かつての中国の北京大学のように。私も高校の同級生がアメリカの超一流大学に合格したことで、そういう可能性が有ることに初めて気付きました。視野や可能性の潜在的な意識を広げておくのは若いほど良いと思いますので、子供達が今後進路を選択する幅が広がって、沈む船から脱出して豊かになって活躍してくれたら嬉しいですよね。

3つ目は結構深刻です。日本の少子化・人口減少は予想ではなく確実に起こることという認識を持っていましたが、そのスピードが遅くなることすら無いことを示唆していると理解しました。これから日本のGDP・経済規模、世界での存在感は加速度的に縮小し、極東の貧しい国に逆戻りすることが確実ということです。先進国に出稼ぎに行く人が増えることと少子化の相乗効果で更に加速します。そうした未来の世界に準備する手段の一つが海外株式投資です。している人としていない人ではこれからより大きな差が広がっていくことでしょう。

あくまで個人の意見ですが、能力のある子は国外の機会・経済力・教育環境のより良い国に早い時期から出ていって、永住してしまう方が良いと考えています。日本に帰って来ても高齢者福祉のために搾取されるだけで、自分自身は豊かになれません。不寛容社会で子供を伸び伸びと育てることも都内では出来ません。日本の凋落は少子化の加速により不可逆ですから、日本をどうにか救おうとするより、自分が最も豊かで幸福になれる別の国に行ってしまう方が良いと思います。私は自分の子供達にはそう伝えていますし、そういう準備を支援しています。