mynextlifeのブログ

まだ小さい子供二人を育てながらFIREを目指しています。

ロシア・ウクライナ戦争中のオール・シーズンズ・ポートフォリオ(独自改)のパフォーマンス

IB証券で運用している資産はレイ・ダリオ氏がトニー・ロビンス氏の著作の中で請われて提唱した個人投資家向けの「オール・シーズンズ・ポートフォリオ」に独自のアレンジを加えたアセットアロケーションで運用しています。22年に入ってからS&P500のパフォーマンスが低下していますので、S&P500と比較して私のポートフォリオがどのような振る舞いをしているかをみてみたいと思います。下のグラフの青線がS&P500で緑線がポートフォリオです。今年の1月まではS&P500にとほとんど同期のとれた値動きをしていましたが、22年1月に入ってからは乖離し始め、2月は10%以上リターンに差が出ています。

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なぜ22年1〜2月のS&P500リターン低下を緩衝出来たかというと、大きく値を下げたテック企業(GAFA等)の影響を減らすため、金利が大幅に下がった米国債の大部分を高配当連続増配銘柄に置き換えた事コモディティが急上昇し、ゴールドも若干の上昇があることでテック企業の値動きに大きく左右されるようになったS&P500の値下がりを緩衝しました。コモディティは買ってからずっと低迷していたので保持し続ける事を疑問視していましたが、感情を捨ててリバランスで買い増したりしてポートフォリオを維持して結果的には良かったです。感情は投資の敵ですね、やはり。

実際に昨日の値動きを見てみると、VOOは下げていますが、STRIPS債、GLD、GSGは上げています。高配当連続増配銘柄は上げと下げが小幅な値動きで混ざっていますが、エクソン・モービルが今は圧倒的に上げています。GAFAの下げ幅に比べると安定した動きです。下げ相場が来るとポートフォリオのパフォーマンスのストレステストが出来るので、振る舞いを観察して楽しんでいますが、今回も中々良い打たれ強さなので満足しています。今年は米長期金利が段階的に利上げされることが予想されていますから、STRIPS債の値段の伸びは鈍化し、VOOが下げることが予想されますが、高配当連続増配銘柄が緩衝材になってくれるかどうかに今後注目しています。

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以下、IB証券での私のポートフォリオに関する記事です。

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