定期預金以外の資産運用や投資を始める前の一番の精神的な壁は「元本保証が無い」事への恐怖だと思います。私の場合もそうでしたし、妻もそうでした。「買ってずっと下がってたらどうしよう」という心の囁きは初めて投資信託や株式を買うときは聞こえる人が多いのではないでしょうか。そう悩んでいる人はどう始めたら良いのでしょうか？
- 良書を読んで情報収集・勉強。資産運用における自分の信じる理論とデータを確立する。
- 少額から初めて、自動積立しながら１〜２年値動きを観察する。
勉強と自分の資産運用信念が無いと、今後様々な投資情報・ブームに踊らされたり、暴落時に耐えられるメンタルが作れないからです。そうです、暴落時に耐えられるメンタルを作る事が一番大事だと思います。そしてそのメンタルを支えるのが良質な情報とデータを元にした資産運用信念なのです。
でも平たく言うと、全米株式のようなインデックスに放り込んでおけば、少なくとも５年もすればほぼほぼ利益が出ます。運が良ければ２倍くらいにはなるでしょう。ある程度含み益が出るともう元本保証が無いことなんて怖くなくなります。＋１００％の含み益が暴落して＋５０％になっても、定期預金よりは得してますからね。知人で始めた人を何人か見てきましたが、初期の含み損が出る期間は余り口座にログインせずにやり過ごし、数年経って含み益が出てくると皆自分が元本保証無しでガクブルしていたことなどすっかり忘れてますよ。
今年から新NISAで税金優遇枠が拡大しましたから、円安だからと躊躇わないでぜひ一歩踏み出してみてください。
