mynextlifeのブログ

まだ小さい子供二人を育てながらFIREを目指しています。

オールシーズンズ・ポートフォリオ(独自改)のパフォーマンス(12月)

2023年になりましたので、2022年のパフォーマンスを振り返ってみたいと思います。一時は150円を超えたUSDも130円台前半、100円を超えたSGDも98円と揺り戻して師走を迎えましたね。

下図の通り、ポートフォリオの口座開設以来のパフォーマンスは+80%で、S&P500の2倍のパフォーマンス。このグラフを見ると今年が一番良かったようにも見えますね。。。

2022年はウクライナ・ロシア戦争と、アメリカの利上げの影響により、米国債価格と株価は下がり、コモディティが上昇しましたが、歴史的な円安となり、円建ての評価額は上昇しました。1年間のパフォーマンスもベンチマークのS&P500はマイナスですが、ポートフォリオは1割以上増えました。今年は難しい資産運用環境でしたが、株価が爆上げした2021年と違い、ベンチマークを一貫して上回る事が出来たのは大きな収穫でした。これはコモディティETFと、アメリカが最低金利となっていた時に価格が高騰したSTRIPS債を一部売却して高配当優良銘柄に置き換えた数名柄、特にエクソン・モービルの貢献に依るものでした。

FRBが利上げすることは事前に知っていましたが、STRIPS債を一部売却せず保持し続けたため、利上げに伴い評価額が下がりました。利上げ局面では株価と債権の価格は両方とも下がり、ヘッジにはなりませんでした。金は2022年はトントンで、貢献度はゼロに近かったです。

来年は米国長期金利も上げ止まりし、インフレ退治後に利下げに転じることで株価とSTRIPS債価格の再上昇を期待したいところですが、同時に円高に振れるでしょうから、相殺されて大きな変化は無いと思われます。