USDが１４８円になり、SGDは１０３円に。私がシンガポールから帰国した途端とんでもない円安になってしまいました。１年早くこの円安が到来していてくれたら良かったのですが・・・。
さて、償還日によって利回りは3.9%-4.5%くらいまで開きがありますが、米国債の利回りが右肩上がりに上がっています。インフレ退治できるまで政策金利は上がる見通しですから、５％くらいまで行くのではないかと個人的には見ています。私が保有している満期が２８年後などのものよりも２年などの満期の近いものや、満期が１０年後くらいのものの方が利回りが良いようです。
4.5%になったら少し買おうと思っていましたが、5%まで待つことにしました。
私が持っているアメリカ高配当株の配当利回りが３％程度、株価が少しは上がる見込めば５％のSTRIPS債と期待利回りは大差無いと考えますが、元々レイ・ダリオ氏のオールシーズンズ・ポートフォリオでは米国債を５５％組入れる配分で、利回りが金融緩和で著しく下がったために高配当株に置き換えた経緯があります。５％を超えたら少しSTRIPS債に再び置き換えてもいいかもしれませんね。３０年物ゼロクーポン債が＄２５になれば、３０年後に４倍になることをアメリカが保証してくれることになります。インフレ退治が出来たら金利が下がり、債券価格が上昇するでしょうから、金利が２％位になったら売って株式に買い換えてもいいかもしれません。
