仕組預金はやめた方がいい！
ETFやS&P500連動投資信託等を知る前に、更にはシンガポール貯蓄債＆国債の前に「仕組預金」なるものに手を出したことがあります。当時シンガポールでの定期預金の金利は2.5%くらいだったのですが、徐々に２％を切るようになってきたので別の運用先として仕組預金を試してみようということになりました。シンガポールのOCBCという銀行で作ったのですが、シンガポール国債より少し低い2%ちょい位の固定金利で６年間というものでした。金額は500万円程度でしたので、お試しという感じでした。
今思えばバカバカしいとしか思えませんが、定期預金だけから卒業するというのはそれほど怖いものだったんだと思います。この仕組預金は実際にとてもバカバカしくて、３年後くらいに金利が一気に下がった際に銀行側から一方的に解約されてしまいました。シンガポール貯蓄債・国債であればこのようなことは起きませんし、金利の利ザヤを銀行に抜かれることもありません。当時CDP（中央保管機構）で口座を作ることを面倒臭がったために仕組預金にしてしまいました。そう、正しく当時の私のような、普段使う銀行口座で全て完結させたいと思うような情弱から搾取するための商品だと思います。どの面から評価しても国債より有利な面は無いですからね。仕組預金でも作ろうかな？と思ったあなた、考え直して下さい！！
