2021年頃から保有しているP&Gですが、パフォーマンスが悪く、この高金利環境下では配当率も2.67%と魅力が無い。ディフェンシブ銘柄としてコロナ禍の金融緩和で超低金利時代に米国債を売ってディフェンシブ銘柄に乗り換えた際に購入して現在に至ります。
そんなPG株にカバード・コールのポジションを取りました。
| Trade Date | Strike Price | Expiry Date | Credit | Debit | Fee | Market Price |
| 2025/8/18 | $160 | 2025/9/19 | $105 | $1.05 | $154.14 |
ところが直後に株価が$159を超えてストライクプライスに迫ってきてしまいました。4%弱のOTMだったのですが、株価が低迷気味だったのでついついリターンを優先にしたカバード・コールをしてしまいました。ものの数日で1.05だったオプション価格はあっという間に3.15まで値上がりしてしまいました。P&Gはそろそろ手放したいなと思っていたので売れてしまっても良かったのですが、ロールの練習をしてみたかったのでこの機にロールの実践をしてみることにしました。折角なのでクレジット・ロールを行いたいと思い、チェーンを見ていたところ、11月21日満期、$165であれば$60以上プレミアムが稼げるので、注目しました。

IB証券ではロールは1つの注文で発注出来ます。以下の組み合わせのロールを注文するとき、IB証券で指値の入力はBuyとSellの差分になります。
具体的にはBuyの価格からSellの価格を引いた値段をいくらにしたいかを指値で指定するのです。私の場合は$60いただければ良いかなと思い、-$60と入力して注文しましたところ、無事$81で約定、手数料は$3.3でした。満期を2ヶ月延ばし、ストライクプライスを$5上げましたので、Roll out & upしたことになります。
| Leg | Trade Date | Strike Price | Expiry Date | Market Price |
| Buy | 2025/8/18 | $160 | 2025/9/19 | $154.14 |
| Sell | 2025/8/18 | $165 | 2025/11/21 | $159 |
新しく建てたカバード・コールは満期まで3ヶ月、差分のプレミアムが$81、カバー株の上値を$5上げたので仮にオプションがアサインされてPGが100株売却されてしまったとしても、8月18日に$160で売る場合に比べて$500ドルキャピタルゲインが増えます。
すなわち、3ヶ月で($81+$500)=$581の収入を得たとこになります。年間残すると$581 x 12 / 3 = $2,324. 1株$159を母数とすると年利14.6%になるので十分な割合です。例え11月21日の株価が$170であったとしてもそこは諦めがつきます。
今後もPG株が値上がりしたら再びロールをして株を保有したままインカムを得られればいいなと思いますが、プレミアムだけだと2%だけなので旨味が無く、申込し上がったら売却を選択するかもしれません。
話は変わりますが、今回1つ勉強になったのは満期直前に急に株価が上がると良い条件でロールできないということです。8月22日満期で$160ストライクプライスのカバード・コールはクレジットでロール出来なかったので諦めて放置することにしました。売れたら売れたでいい、と。9月19日のオプションは満期まで時間の余裕があったので良い条件でロール出来たのだと思います。
尚、今回初めてロールするにあたり、一番参考になった情報はこの動画です。