YouTubeで勧められて、私が著作を読ませていただいた松本大氏とデービッド・アトキンソン氏がゲストスピーカーということで速攻見ました。アメリカとデータ比較してこの４半世紀、以下に日本が停滞、衰退しているかを示しています。企業・人の新陳代謝が悪く、一番下の人に合わせて全員横並びで全員損しましょうという社会。学生さんや若い世代に見てもらって、日本なんかには見切りを付けてもっと大きいリターンを得られる国に出ていくことを目指すきっかけにしてもらいたい。続編が待ち遠しい。
私の場合は日本に住む親が病気で仕方無く本帰国しましたが、ほんと日本は色々としょうもない。
アトキンソン氏は活発の執筆活動を行っており、内容もデータや論文の引用を元に主張していて、印象論や特定の例だけを根拠に書いている人達とは一線を画します。面白いので興味のある一冊を手にとってみることをお勧めします。
ちなみに日本人の給料が上がらないというテーマの書籍はこれが面白かったです。アメリカやイギリスの金融機関の給料の高さ、終身雇用と内部留保の積み上げで労働者に還元されない日本との対比が激しいですね。金融機関でなくてもテック企業でも差は大きいです。若いうちに現実を見て、日本の将来に早い時期に悲観して海外に出稼ぎに出る人が増えて欲しいと個人的には思っています。
